25日のロンドン外為市場のドル・円は、148円86銭から148円96銭で推移している。日本政府・日銀による円買い介入への警戒は続く一方、日米金利差を材料にしたドル買い・円売り意欲も強く、もみ合いが続いているもよう。

 ユーロ・ドルは0.9854ドルから0.9876ドルで推移し、ユーロ・円は146円76銭から147円03銭まで上昇している。独・10月IFO企業景況感指数の予想上振れを好感して、ユーロ買いがみられる。

 ポンド・ドルは、1.1291ドルから1.1341ドルまで上昇。英国情勢の落ち着きを受けて、ポンド買いが優勢になっている。ドル・スイスフランは1.0011フランから1.0030フランで推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は148円台後半で小動き