17日のロンドン外為市場のドル・円は、129円56銭まで上昇後、129円21銭まで下落した。米10年債利回りの上昇にともないドル買いが先行し、金利上昇一服後はポンド買いやユーロ買いをきっかけにドル売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.0456ドルまで下落後、1.0528ドルまで上昇。短期金融市場が欧州中央銀行(ECB)の年内合計1.00ポイント利上げを織り込んだと伝えられ、ユーロ買いが強まった。ユーロ・円は135円29銭まで下落後、136円12銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.2421ドルから1.2488ドルまで上昇。英国の雇用統計の改善を好感してポンド買いになった。ドル・スイスフランは0.9985フランから0.9952フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は129円21銭から129円56銭で推移