大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:8009円(前日日中取引終値↓120円)

・推移レンジ:高値8093円-安値7992円

20日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は大幅に下落した。昨日の海外市場で上昇した米長期金利が今日も底堅い動きとなり、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方から、金市場から資金が流出しやすくなった。また、東京株式市場で日経平均が底堅く推移しことから、投資家のリスク資産選好が進み、安全資産とされる金の需要もやや萎んだ。こうした中、金先物は昨日までの3日続伸で190円を超す上げとなったことから利益確定売りが出やすく、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は売りに押される展開となった。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:大幅に下落、米長期金利上昇や堅調な株価受け利益確定売りに押される展開