19日の東京外為市場でドル・円は大幅高。日銀による緩和継続のスタンスを受け円売りが優勢となり、ドルは早朝の126円98銭から約20年ぶりとなる128円台に水準を切り上げた。利益確定売りが一段の上昇を抑える場面もあったが、米金利先高観もあり午後に128円32銭まで上昇した。

・ユーロ・円は136円87銭から138円34銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.0761ドルから1.0788ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円128円00-10銭、ユーロ・円138円30-40銭
・日経平均株価:始値27,096.49円、高値27,100.59円、安値26,777.71円、終値26,985.09円(前日比185.38円高)

【要人発言】
・松野官房長官
「為替市場の安定は重要、急速な変動は好ましくない」
・鈴木財務相
「経済状況を考えると円安はデメリットをもたらす面が強い」
「最近の円安進行を含め、為替動向について緊張感をもって注視」
「過度な変動や無秩序な動きは悪影響を与える」
・豪準備銀行・議事要旨
「最初の利上げのタイミングが早まった」

【経済指標】
・日・2月鉱工業生産:前月比+2.0%(速報値:+0.1%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は大幅高、約20年ぶり128円台に