12日の米株式市場でNYダウは87.72ドル安の34220.36、ナスダック総合指数は40.38pt安の13371.57、シカゴ日経225先物は大阪日中比20円安の26300円。為替は1ドル=125.40-50円。米3月消費者物価指数(CPI)のコア指数で前年比および前月比でともに市場予想を下回ったものの、前日の米株市場では買いが続かなかった。特に米エヌビディアなど半導体関連株の下落の継続が目立ったことから、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>などの関連株は軟調となりそうだ。米3月生産者物価指数(PPI)の発表を今晩に控え、引き続き警戒感が強いこともあり、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、エムスリー<2413>、太陽誘電<6976>などのハイテク・グロ−ス(成長)株も冴えない動きを強いられよう。一方、原油先物相場をはじめ資源価格が再び強含んできたことを背景に、INPEX<1605>、双日<2768>、大平洋金属<5541>などのエネルギー・非鉄金属の関連株に押し目買いが入りそうだ。ほか、市場予想を上回る今期見通しを示したホギメディカル<3593>、業績及び配当予想を上方修正した日置電機<6866>なども注目されよう。一方、今期見通しが2ケタ営業減益となった竹内製作所<6432>は失望売りが先行しそうだ。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ホギメディカルや日置電機などに注目