NY外為市場でECBの年内の利上げの可能性が再燃し、ユーロ買いが強まった。ユーロ・ドルは1.1040ドルから1.1092ドルまで上昇し10日来の高値を更新。ユーロ・円は131円00銭から131円65銭まで上昇し1カ月ぶり高値を更新した。ユーロ・ポンドは0.8368ポンドから0.8454ポンドまで上昇。

クノット・オランダ中銀総裁が22年の2回の利上げも除外しないとしたほか、ユーロ・クロス絡みのユーロ買いにも拍車がかかった。ビスコ伊中央銀行総裁も「金融政策を緩やかに正常化することは最も適切」「インフレが2%近くの上昇すると信じる正当な理由がある」と言及。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ買い、オランダ中銀総裁は年内の利上げの可能性示唆