NY外為市場ではユーロ売りが優勢となった。欧州での新型コロナ再流行で回復が停滞するとの懸念や他国中銀がタカ派に転じる中、欧州中央銀行(ECB)がハト派姿勢を維持しており金利差拡大の思惑にユーロ売りが優勢となっている。

ユーロ・ドルは1.1320ドルまで下落後も戻りが鈍い。ユーロ・円はリスク回避の円売りに一時130円12銭まで上昇後、129円74銭まで反落。ユーロ・ポンドは0.8460ポンドから0.8431ポンドまで下落し10月末以来の安値を更新した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ戻り鈍い、金利差拡大観測、ECBはハト派姿勢維持VS他国はタカ派に傾斜