本日のマザーズ先物は続伸が予想される。30日の米国株式市場は予想を下回った経済指標を嫌い、寄り付き後、下落。終日軟調に推移したが、パウエル議長の講演を受け、FRBが当面低金利を維持するとの期待が下値を支えた。一方、ハイテクは強く、ナスダックは史上最高値を更新して終了。本日のマザーズ先物は、ナイトセッションが横ばいとなったものの、米ナスダックが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。国内では菅首相が追加経済対策を支持したことが伝わっている。政府の政策への期待感から、クラウド関連銘柄であるフリー<4478>や弁護士ドットコム<6027>など時価総額上位の銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、接近している75日線を超えられるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1130.0pt、下値のメドは1071.0ptとする。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、政策期待でクラウドが下支え、75日線超えが争点