日経平均は295円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。東京都への緊急事態宣言発令や、東京五輪の1都3県での無観客開催の決定などを受け、足元経済への逆風が意識されたことに加え、引き続き株価指数連動型の上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う売りが警戒され、株価の重しとなった。また、中国当局による自国企業の海外上場の規制強化の動きも懸念材料となった。一方、日経平均が昨日までの2日間で500円を超す下げとなったことから、押し目買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はやや下げ渋っている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は295円安、寄り後はやや下げ渋り