本日のマザーズ先物は小動きが予想される。1日の米国市場は、週次の失業保険申請件数がパンデミックによる経済封鎖が始まった昨年3月中旬以降で最小となったため労働市場の回復期待が一段と強まり、寄り付き後、上昇。引き続き原油高も手伝い終日堅調に推移し、引けにかけて上げ幅を拡大、ナスダックは小幅高で終了した。本日のマザーズ先物は、米ナスダックが小幅高したが、ナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ小動きでのスタートが予想される。仏当局がファーストリテイリング<9983>
(ユニクロ)のフランス法人などの捜査を開始とNHKなどが報じている。アパレル業界大手のトラブル発生が中小アパレルにはチャンスとなるとの思惑から、アパレルなどのECプラットフォームを運営するBASE<4477>などが相場を下支えすることが期待されよう。日足チャートでは日中取引で5日線である1188.2ptを維持出るかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1210.0pt、下値のメドは1160.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:小動き、EC関連が下支えし5日線の維持が争点