7月1日午前の東京市場でドル・円は111円05銭近辺で推移。米雇用情勢の改善を好感したドル買い・円売りは一巡した。111円台前半には利食い売りの興味が残されており、ドルは伸び悩み。日経平均は120円安で推移しており、株安継続を警戒してドルの上値は重くなりつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円03銭から111円16銭、ユーロ・円は131円57銭から131円78銭で推移、ユーロ・ドルは1.1847ドルから1.1860ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値73.61ドル 安値73.44ドル 直近73.44ドル

【売買要因】
・米インフレ上昇は一時的との見方
・2022年後半に米利上げ開始との見方
・米国のインフラ投資計画への期待

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円上げ渋り、111円台前半にドル売り興味残る