10日の日経平均は3日ぶりに反発した。ローソク足は下ヒゲのない「陽の寄り付き坊主」を示現し、終値は5日線上方に復帰して押し目買い需要を確認する形となったが、5日、25日、75日の各線がいずれも下向きで終了して根強い下降圧力も窺わせた。一目均衡表では基準線が5月31日を起点とする横ばいを本日も継続。遅行線は本日弱気シグナルを発生した。週明け14日にかけて応当日株価上昇のため弱気シグナル増大が予想され、短期的な地合い悪化リスクに留意が必要となろう。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり反発、陽の寄り付き坊主も25日線など下向き