午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円70銭台で推移。自民党二階幹事長は、米国が日本への渡航中止勧告を出したことについて、短絡的にオリンピックへの影響を考える必要はないとの見方を示した。また、幹事長は、現実的な問題も重要な課題なので、配慮しながら最終的な判断を下していかなければならないと述べた。

一方、日経平均は169.66円高で午前の取引を終了した。米ナスダックの上昇の流れを引き継ぎ、半導体関連銘柄が上昇し、相場をけん引している。また、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が65円高、ファーストリテイリング<9983>が940円高と、寄り付き付近より上げ幅を拡大していることが、相場を下支えしているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル108円70銭台、日経平均は続伸、自民二階氏、五輪、最終判断必要