本日のマザーズ先物は続落が予想される。20日の米国市場はインドなどで新型コロナウイルス変異種感染が再び拡大、世界経済の回復を抑制するとの懸念に寄り付き後、下落。終日軟調に推移し、引けにかけて下げ幅を拡大した。ハイテク・通信株の比率が多いナスダックも続落となった。本日のマザーズ先物は米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、続落でのスタートが予想される。国内ではネット通販のシステム障害による売上補償を行う保険をSOMPOHD<8630>の子会社である損保ジャパンが販売を開始すると日本経済新聞が報じている。このことから、ECサイトの立ち上げリスクが軽減されることで、BASE<4477>などEC関連銘柄の思惑が高まることが期待される。日足チャートでは、昨日に下髭をつけ25日線で下げ止まりしていたことから、本日は25日線を維持できるかが争点となりそうだ。上値のメドは1240.0pt、下値のメドは1180.0ptとする。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続落、25日線の攻防を予想