午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円60銭台で推移。IMFのスイス担当チースであるマーク・ホートン氏は、クレディスイスのアルケゴスやグリーンシルの問題について、「問題は組織的ではなく、クレディスイスは対処可能と判断」と述べたとロイターが報じている。同氏は、スイスの金融界に大きな打撃を与える問題ではないとの見解を示したもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が42.76円安と後場に入り下げ幅を縮小して推移している。大引け後に決算発表を控えている指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が1390円高と後場に入り、本日の高値圏まで上昇していることが市場を下支えしているようだ。また、信越化学<4063>やキーエンス<6861>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連銘柄が強含みしてきたことも相場をけん引しているもようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル109円60銭台、IMF、アルケゴス問題でCSは対処可能