5日午前のアジア市場でドル・円は104円30銭近辺で推移。日経平均は238円高で推移しており、株高は持続しているが、リスク選好的な円売りは増えていないようだ。仲値時点のドル需要は通常並みだったようだ。米大統領選挙の勝敗がすみやかに確定される可能性は低いことから、リスク選好的な円売りは抑制される可能性が高まっている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円22銭から104円54銭、ユーロ・ドルは1.1718ドルから1.1739ドル、ユーロ・円は122円36銭から122円62銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米追加経済救済策成立は大統領選挙後となる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値39.17ドル 安値38.83ドル 直近値38.86ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は104円台前半で推移、株高持続もドルは上げ渋る