15日の東京市場でドル・円はもみ合い。自民党の菅義偉総裁が早期解散・総選挙に否定的な見解を示し、安定政権への期待後退による円買いでドルは105円61銭まで下落。ただ、ユーロ・ドルの失速で、ドルは夕方にかけて朝方に付けた高値106円75銭まで値を上げた。

・ユーロ・円は125円32銭から125円75銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.1859ドルから1.1900ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円105円70-80銭、ユーロ・円125円60-70銭
・日経平均株価:始値23,438.83円、高値23,477.86円、安値23,351.35円、終値23,454.89円(前日比104.41円安)

【経済指標】
・中・8月鉱工業生産:前年比+5.6%(予想:+5.1%、7月:+4.8%)
・中・8月小売売上高:前年比+0.5%(予想:0.0%、7月:-1.1%)
・英・5-7月ILO失業率:4.1%(予想:4.1%、4-6月:3.9%)

【要人発言】
・豪準備銀行9月理事会議事要旨
「必要である限り強い緩和措置を維持」
「完全雇用とインフレに進捗するまで政策金利を引き上げない方針を確認」
「金融政策がさらに回復を支援できるか検討を続ける」




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はもみ合い、朝方の高値へ夕方に回復