2日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円89銭から108円77銭まで上昇し108円72銭で引けた。ウイルスパンデミックが一段落したほか、引き続きワクチンや治療薬の開発が進展、さらに、経済活動の再開で見通しが改善したためリスク選好の円売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1156ドルから1.1196ドルまで上昇して1.1164ドルで引けた。ユーロ・円は120円59銭から121円63銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2570ドルへ上昇後、1.2527ドルまで反落。英国と欧州連合(EU)の通商交渉の進展に楽観的な見方が広がり、ポンド・ドルは底堅い展開となった。ドル・スイスは0.9638フランまで上昇後、0.9598フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:経済活動再開やパンデミック鎮静化でリスクオン