22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円52銭から108円73銭まで上昇し、108円65銭付近で引けた。米国の11月PMI速報値の予想を上回る上昇や11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値の上方修正を好感して、全体的にドル買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1061ドルから1.1015ドルまで下落し、1.1020ドル付近で引けた。ユーロ・円は120円13銭から119円66銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2864ドルから1.2824ドルまで下落。英国PMIの悪化や受けたポンド売りも継続した。ドル・スイスフランは0.9940フランから0.9980フランまで上昇した。

[経済指標]
・米・11月製造業PMI速報値:52.2(予想:51.4、10月:51.3)
・米・11月サービス業PMI速報値:51.6(予想:51.0、10月:51.0←50.6)
・米・11月総合PMI速報値:51.9(10月:50.9)
・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:96.8(予想:95.7、速報値:95.7)
・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:2.5%(速報値:2.5%)
・カナダ・9月小売売上高:前月比-0.1%(予想:-0.3%、8月:+0.1%←-0.1%)



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:11月22日のNY為替概況