こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校プレミアムの専属講師である平野朋之先生のコラムについて興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。本日ご紹介するコラムは、平野先生が書かれた『明日上がるか?下がるか?チャートを使わずに知る方法』という記事です。

本コラムではチャートを使わずに相場の流れを知るための鍵となる『モメンタム』について紹介しています。モメンタムとは、『オシレーター系のテクニカル指標で相場の勢い、方向性を判断するために活用できます』とのこと。なお、オシレーター系とは、主に「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」など現在のトレンドの強さをはかる分析手法です。モメンタムの計算方法は、『「当日の終値」−「n日前の終値」』です。例えば、当日の終値と3日前の終値で計算したときのモメンタムは、下記のように算出することができます。

終値     3期間モメンタム
(1)117.5
(2)118.00
(3)117.00 -0.50←(1)-(3)
(4)118.50  0.50←(2)-(4)
(5)118.70  1.70←(3)-(5)

数字の見方としては、『相場が弱いとモメンタムは0を下回る値となり、相場が強いとき、強くなってくると0を超えた値となります』とのこと。さらにモメンタムだけを表示すると『目先の値動きが分かるため、チャートを表示しなくても流れが分かります』と説明します。

ただ、『移動平均線(20期間)と併用すると大きな流れも見えて分かりやすくはなります』と伝えます。例えば、『モメンタムが0を超えているところがあります、つまり、目先の相場は上がっているのですが、その時、20期間の移動平均線の傾きを見ると、まだ緩やかに下が
っているような時は、相場は読みづらい状況ですので、トレードをやらない方がいい、という判断もできます』と話します。

最後に『モメンタムだけでも目先の動きは分かるため、チャートを使わずに相場の流れは分かります』と締めくくっています。

上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の10月12日付のコラムである『明日上がるか?下がるか?チャートを使わずに知る方法』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ






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情報提供元: FISCO
記事名:「 明日上がるか?下がるか?チャートを使わずに知る方法~投資の学校(高井ひろえ)