10日の米国市場では、NYダウが122.80ドル高の24001.92、ナスダック総合指数が28.99pt高の6986.07、シカゴ日経225先物が大阪比230円高の20340円。11日早朝の為替は1ドル=108円台半ばで推移し、昨日午後3時時点に比べ約50銭の円安。本日は昨日売られた自動車や電子部品株などの買い戻しが予想される。米原油先物の続伸で、三井物<8031>など資源関連銘柄も値上がりが予想される。ただ、3連休前とあって腰の入った買いが入りにくい一方、ヘッジ売りが株価の上値を圧迫するとみられ、前日の下落分を埋める程度の値上がりに終わる銘柄も多くみられよう。新興市場では、今週に入って騰勢を強めたバイオ関連株にも、いったんは利益確定売りが出やすくなる。一方、強気の投資判断が観測された清水建<1803>、ハウス食G<2810>、ルネサンス<2378>、神戸物産<3038>、ニチバン<4218>、ラクスル<4384>、ファンケル<4921>、LITALICO<6187>、太平洋工業<7250>、京阪神ビル<8818>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:神戸物産やハウス食Gに注目