29日の日経平均は3営業日続落。前週末比の下落幅は34.80円と小さかったが、ザラ場
高値からの下落幅は300円を超えた。ローソク足は陰線の胴体部分が連日下がる「3羽ガラス」を示現し、株安トレンドの長期化を示唆した。25日線との下方乖離率は前週末に続いて8%を超え、日経平均は依然として売られ過ぎゾーンにある。一目均衡表では、日々線は雲下限からの下放れが進み、売り方優位が継続した。ボリンジャーバンドでは、日々線が3営業日ぶりに-2σを割り込むことなく推移した。ただ、-3σから+3σまでの各線がいずれも下降しており、相場全体の下落基調は長引きそうだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日続落、「3羽ガラス」示現で下落長期化を示唆