22日のロンドン外為市場では、ドル・円は107円22銭から107円48銭で推移した。欧州株が大方下落し、米国10年債利回りが一時2.91%台まで低下したことで、ドル売り・円買いが先行した。

 ユーロ・ドルは1.2265ドルから1.2299ドルで推移し、ユーロ・円は131円67銭から132円06銭で推移した。ドイツの2月IFO企業景況感指数の下振れにも、欧州中央銀行(ECB)の1月理事会議事要旨の発表を控えてユーロ売りは限定的となり、いったん買い戻された。

 ポンド・ドルは1.3917ドルから1.3857ドルまで下落した。英国の10-12月期GDP改定値の下方修正を受けてポンド売りが徐々に強まった。ドル・スイスフランは0.9408フランから0.9370フランまでじり安に推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は107円22銭から107円48銭で推移