皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。 今日は金についてのレポートをご紹介します。

金の値動きについてレポートでは、『1日に発表された5月米雇用統計が予想以上に良好な内容だったことから、年4回の利上げが可能になるとの見方が強まり、金相場の上値を抑えた。ただ、12日に開催される米朝首脳会談の行方が不透明なことが下値を支えた』と分析。金価格は堅調ながらも上値も下値も限定的だとしています。

気になるのは今後の値動きですよね。今週は12日に米朝首脳会談、12~13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、14日に欧州中央銀行(ECB)定例理事会、14~15日に日銀金融政策決定会合と重要イベントが続きましたが、金価格への影響について、『米朝両首脳の握手を反映してドル円は110円50銭近くに上昇し、NY金時間外は1.50ドル程度下落した。市場はリスクオンに傾いたが、金は1300ドルを維持している』と分析。

FOMCについては、『金市場には織り込まれているだろう。声明で今後の利上げペースについてどのような示唆があるか注目される。年3回であれば「ドル安(円高)・金高」、年4回であれば「ドル高(円安)・金安」が想定される』と解説しています。今回は年4回に上方修正されたため、「ドル高(円安)・金安」に向かいそうです。

そしてECB理事会については、『タカ派的であれば、「ユーロ高・ドル安・金高」という展開が予想されよう。いずれの場合は円建て金には押し上げ要因になると予想される。東京金は押し目完了となって反発基調に転じると予想する』との見解となっています。参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月12日付「東京金は押し目を確認で反発の可能性」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京金は押し目買いチャンス? サンワード貿易の陳氏(三井智映子)