科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)は、科学技術・イノベーション(Science, Technology and Innovation : STI)を用いて社会課題を解決する取り組みを対象とした “「STI for SDGs」アワード” の募集を4月23日に開始しました。このアワードでは、活用している科学技術の種類やレベルは問わず、独自性や展開性に優れた取り組みを表彰し、それらの取り組みの推進と他での活用を進めることでSDGs達成への貢献を目指しています。表彰した取り組みについては、JST主催のサイエンスアゴラにて表彰する他、JSTが関係する情報発信サイトや各種イベント等で、その内容を広くご紹介していきます。
応募締め切りは7月8日です。幅広い分野で活動を行っていらっしゃる皆様からのご応募を、お待ちしています。

※後援:文部科学省

※応募要領のページはこちら
https://www.jst.go.jp/ristex/sdgs-award/proposal/index.html

※制度詳細はこちら(これまでの受賞取り組みをまとめて紹介する冊子も掲載中)
https://www.jst.go.jp/ristex/sdgs-award/index.html


■「STI for SDGs」アワードについて
「STI for SDGs」アワードは、国内の団体による優れた取り組みを見い出し表彰することで、その取り組みのさらなる発展や、同じような課題を抱える国内外の他の地域でも広く活用いただくことを通じてSDGsの達成に貢献することを目的とした表彰制度です。JSTが2019年度に創設し、今回で6回目の募集となります 。

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2030年に向けた折り返し時期を過ぎた現在でも、SDGsの進捗は決して芳しいものではなく、解決すべき社会課題や「取り残されている」人々は多数存在します。そして、そのような現状を変えるための社会変革の原動力として、科学技術には大きな期待が寄せられています。このアワードでは、その科学技術の力を使い課題解決を目指す取り組みを一つでも多く見い出して社会に広めていくことで、持続可能な未来につなげたいと考えています。

科学技術-STIと言っても、審査において先進性や技術水準だけを重視しているわけではありません。既に社会に流通している技術をどのように工夫して活用しているのか、その取り組みによって2030年に向けて社会をどう変えていきたいと考えているのか、国内外への展開の可能性なども含め、幅広い観点での審査を行います。また、活動を行っている団体の種類や規模にも要件は設けていません。研究機関や企業はもちろん、自治体、地域の市民グループ、大学生の団体の活動、高校生の部活動など、これまでも様々な取り組みを表彰してきました。より大きな社会変更のためには、いろいろな視点からの取り組みが必要です。特に、大学や研究機関・企業などでの研究成果の活用事例、多様なステークホルダーが関わっている活動、次世代を担う若い世代の方主体に行われている活動(大学生以下を対象とした次世代賞あり)などのご応募を歓迎します。
受賞取り組みについては、JSTが主催・関係するイベント、Webサイトなどでの情報発信や登壇機会のご紹介、活動を推進する仲間作りに役立つネットワーキング機会のご紹介などを行ってまいります。

持続可能な未来のために、皆様の日頃の活動を生かしてみませんか?また、皆様の周りで対象となり得る活動を行っていらっしゃる方にも、ぜひこのアワードをご紹介ください。
多数のご応募をお待ちしています。



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■ 募集概要について
※募集に関する詳細は、下記ホームぺージに掲載の「応募要領」を参照ください。
https://www.jst.go.jp/ristex/sdgs-award/proposal/index.html

【応募要件】
・ STIを用いて社会課題を解決することによりSDGsの達成を目指す、地方自治体、民間企業、大学等(国公私立大学、高等専門学校、公設試験研究機関、国立研究開発法人等)、公益法人・NPO等の非営利法人、教育機関(高等学校、中学校等)、自治会やサークル、市民ネットワーク等の任意団体、その他有志のグループ等による取り組みであること。
・ 応募時点において、取り組みが計画や研究段階ではなく、社会課題解決のための具体的な活動実績を持つものであること。
・ 自薦での応募であること。

【応募期間】 2024年4月23日(火)~7月8日(月)

【表彰内容】
選考委員会による審査のうえ、以下の受賞取り組みを決定(賞の名称、種類、件数等は変更になる場合あり)
<賞の名称と概要>
・文部科学大臣賞:最優秀賞として1件を選出
・科学技術振興機構理事長賞:文部科学大臣賞に次いで優れた取り組みの中でも、STIの活用において特に優れたもの1件を選出
・優秀賞:文部科学大臣賞に次いで優れた取り組み4件程度を選出
・次世代賞:大学生以下の若い世代主体に活動している優れた取り組み3件程度を選出

【応募方法】
応募は所定の応募申請用紙に必要事項を記入し、専用のWebサイトから行う。

【選考方法および結果発表】
・ 選考は、選考委員会における書類選考と面接選考の2段階にて行う。
・ 応募取り組みに対しては、まず書類選考(8月下旬頃を予定)を実施し面接選考に進む取り組みを決定のうえ、代表者に通知する。
・ 面接選考(9月17日予定)の結果により、表彰対象となる取り組みを決定する(面接選考の日程は予告なく変更する場合がある・変更はWebサイトにて通知)。
・ 表彰内容は、10月中旬頃にJSTよりプレス発表を行う(対象団体には事前に通知)。

【後援】 文部科学省

■ これまでの受賞取り組みについて
本アワードでは、過去5回の表彰で33件の多様な取り組みを表彰してまいりました。大学等の研究機関、一般企業、産学官での連携等、活動形態や分野も様々であり、大学生や高校生による取り組みの受賞事例もあります。それぞれの取り組みの詳細はWebサイトにてご確認ください。また、本アワードのYouTubeチャンネルでは、一部の受賞取り組みの紹介動画もご覧いただけます。

※これまでの受賞取り組み一覧のページ
https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/result_all.html

※「STI for SDGs」アワードYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCClT9oBkFfBe2VXwOeE1_ng

【本件お問い合わせ先】
国立研究開発法人科学技術振興機構
社会技術研究開発センター 「STI for SDGs」アワード事務局
E-mail:sdgs-award@jst.go.jp,Tel. 03-5214-7493

※お問合せの際は、極力メールにてお願いいたします。
※これまでの受賞取り組みとの連携等に関するお問合せも歓迎します。詳細は事務局までご相談ください。



配信元企業:国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター
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情報提供元: Dream News
記事名:「 「STI for SDGs」アワード 募集中 ~科学のチカラで未来をつくろう!~