加賀電子株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:門 良一)の連結子会社、株式会社エクセルの出資先で、EV(電気自動車)バスの輸出入・販売を行うアルファバスジャパン株式会社(以下、「アルファバスジャパン」)は、山梨交通株式会社(本社:山梨県甲府市)に中国ALFAバス社製のEVバス2台を納入、2021年10月20日より、甲府市など山梨県内の路線で運行が始まりました。



1.ALFAバス社製のEVバスの特徴
今般、導入されたALFAバス社製のEVバスは、日本のワンマンバス構造要件に適合しており、お客様の要求に応じて完全日本仕様のバスを提供しております。また、バリアフリー法にも対応しており、最新のワンマン機器の搭載が可能となります。電気周りでは、信頼性の高い日本製バッテリーを採用しており、次世代高出力充電規格であるCHAdeMO2.0にも準拠しています。

2.ALFAバス社製EVバス導入のメリット・意義
ALFAバス社製EVバスは環境性能に優れており、従来のディーゼルエンジンの同型バスに比べて、1カ月の走行で2トン以上の二酸化炭素を削減するなど、ゼロ・エミッション(排出ガスゼロ)に大きく貢献します。
また、搭載されたバッテリーは非常用電源としても使えるため、バス後部に外側から使えるACコンセントを設置することで、災害発生時の避難所などで防災ステーションとしての役割も果たします。

3.これまでの納入実績
1)栃木県立日光自然博物館
奥日光の豊かな自然を守るため、環境に配慮した低公害バスとして採用されました。
これまでのハイブリッドバスに代わって、新たにEVバス「しらかば号」として、奥日光・戦場ヶ原の赤沼車庫から中禅寺湖の千手ヶ浜までの9.5kmの路線を2021年4月24日より運行しています。

2)四国電力・三菱電機
四国電力株式会社及びそのグループ企業である株式会社四国総合研究所、三菱電機株式会社3社共同で実施するEVの充放電制御に係る技術実証に、アルファバスジャパンのEVバスが採用されました。
EVは、非走行時の付加価値として、充放電の最適制御による電力のピークカットやピークシフトとともに、車載電池の余力を用いた仮想発電所(VPP)*としての活用など多様な 価値の創出が期待されています。とりわけ大型商用車であるEVバスは、車載電池容量が通常のEV乗用車の5~7倍と大きいことから、VPPリソースとして有望視されています。本実証試験では、EV充放電遠隔制御システムを構築のうえ、四国電力坂出発電所において従業員通勤用に配備した当該EVバスや、四国総合研究所に配備するEV乗用車等、様々な地点における複数台のEVを組み合わせた充放電遠隔制御機能を評価するとともに、実際の運用条件下におけるEV車載電池の有効活用に向けた検証を、2020年12月より行っております。
*仮想発電所(VPP):複数の小規模な発電設備や蓄電設備をまとめて制御し、大規模な発電所と同等の機能を提供するもの。

4.アルファバスジャパンの概要
1)会社名 :アルファバスジャパン株式会社
(URL: https://alfabus-j.com/company
2)代表者 :代表取締役社長 黄 坤達
3)本社所在地 :東京都千代田区神田松永町20番地 加賀電子本社ビル9F
4)設立 :2019年12月23日
5)事業内容 :EVバスおよびその関連部品の輸出入および販売
発電および充電用設備機器の輸出入および販売

■お客様からのお問い合わせ
アルファバスジャパン株式会社
事業推進室長 進藤 一英
〒101-0023東京都千代田区神田松永町20番地 加賀電子本社ビル9F
TEL:03-5657-0485 / FAX 03-3258-3812
Email:sales@alfabus-j.com

■報道機関からのお問い合わせ
加賀電子株式会社(https://www.taxan.co.jp/
IR・広報課長 稲垣 康弘
〒101-8629 東京都千代田区神田松永町20番地
TEL 03-5657-0106 / FAX 03-3254-7133
Email:y_inagaki@taxan.co.jp




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情報提供元: Dream News
記事名:「 山梨交通にALFAバス社製EV(電気自動車)バス2台納入 ~ 環境配慮に加え、災害時の非常電源としても活用できる路線バスとして運行開始 ~