2021年4月8日、スイス、タルウィル - スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表入山 鋭士)は、位置情報の計算をIoTデバイスからクラウドで実施するするサービスを導入しました。
CloudLocateは、計算、通信およびエネルギーのリソースに制約のある非常にシンプルなIoTデバイスでも高精度な測位を可能にします。このサービスは、コンテナ、貨物、レンタルの電動バイクやスクーターといった大型資産、スマートセンサーや電動工具といった高額の小型資産を追跡するデバイスの測位に使用されます。典型的なアプリケーションには、物流、在庫管理、サプライ・チェーン、生産物流、コールドチェーン管理などがあります。
CloudLocateは、バッテリー交換なしで数か月または数年にわたって現場で使い続ける必要があり、位置情報の更新を1日に数回しか必要としない、産業用IoT追跡アプリケーションに最適です。そのため、多くの産業用IoTソリューションは低電力広域(LPWA)接続を使用していますが、CloudLocateはそのほかの制限なしで、これを適切に補完します。さらに、このサービスを利用することで、充実したクラウド・サービスの構築、ビジネスの成長、新しい市場の開拓が可能になります。
ユーブロックスの製品戦略サービス・チーム、プリンシパル・プロダクト・マネージャーのFranco de Lorenzoは次のように述べています。「弊社の測定では、公称条件において、CloudLocateが位置情報を提供するために必要なエネルギーと時間は、GNSSの支援なしでコールドスタートするスタンドアロンGNSSレシーバーと比較して、90%削減が可能であることを確認しています。測定の長さと更新レートを構成できるため、位置情報の精度と消費エネルギーのトレードオフにより、ほとんどのアプリケーション要件を満たすことができます。このサービスは、クラウド内でデバイスの位置を計算するので、デバイスからのアップリンクのみを必要とします。さらに、わずか12~50バイトのデータ・パケットを使用することで、アップリンク接続が非常に制限されていてダウンリンク接続のないデバイスでの使用に最適となっています。」
CloudLocateは、エンタープライズIoTサービス向けのクラウドベースの配信プラットフォーム/管理インターフェイスであるu-blox Thingstream IoTサービス配信プラットフォームを通じて提供されます。Thingstreamは、IoT接続、セキュリティ、エンタープライズ・グレードのMQTTブローカー、ビジュアル・プログラミング、シンプルなエンタープライズ統合、u blox測位チップ/モジュールのサポートを提供します。ユーブロックスは、完全な保証、サポート、およびサービス品質保証を提供することにより、CloudLocateの可用性と配信品質を支えています。このサービスは全世界で利用可能です。

ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けにワイヤレスと測位用半導体を提供するグローバルリーダーです。ユーブロックスのソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらにセルラーおよび近距離ネットワークでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様がIoTの革新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.com/ja/をご覧ください。

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<お問い合わせ先>
ユーブロックスジャパン株式会社
〒107-0052東京都港区赤坂4-8-6赤坂余湖ビル6階
Application Marketing, Automotive
仲 哲周
電話:090-1263-9796
e-mail: tesshu.naka@u-blox.com

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配信元企業:ユーブロックスジャパン株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 クラウド位置計算サービスにより電力制約のあるIoTデバイスの消費電力を低減。クラウド位置計算は端末GNSSの消費電力を90%削減