2019年度の生活習慣病関連商品市場は、前年度比18.4%増の3,903.5億円となった.
同市場は、生活習慣病患者や予備軍の増加、生活習慣病対策への意識の高まりに伴い、規模が拡大。また、商品としては、機能性表示食品が市場成長をけん引しており、市場全体に占める割合は5割近くまで上昇している。
当資料では、生活習慣病に関する7つのヘルスクレームを取り上げ、商品分析や発売経緯、規格別・企業別・分野別・主成分別売上高、今後の市場性などについて調査・分析を行っている。

概要
◆2019年度の生活習慣病関連商品の市場規模は、前年度比18.4%増の3,903.5億円となった。
同市場は、生活習慣病患者や予備軍の増加、生活習慣病対策への意識の高まりに伴い、右肩上がりに拡大している。
特に近年は、機能性表示食品が市場成長をけん引しており、同規格が市場全体に占める割合は、5割近くまで上昇している。

◆ヘルスクレーム別にみると、『体脂肪の低減』や『尿酸値の低減』が好調に推移している。
2019年度の伸長率は『体脂肪の低減』が146.9%、『尿酸値の改善』が143.9%となった。
『体脂肪の低減』では、「お~いお茶 濃い茶」(伊藤園)が機能性表示食品としてリニューアル発売されたほか、「からだを想うオールフリー」(サントリーホールディングス)など新たな種類の商品が投入されており、市場拡大に寄与している。

◆また、『尿酸値の低減』では、各社が大々的にプロモーションを実施することで、機能性表示食品の拡販を図っている。
例えば、「明治プロビオヨーグルトPA-3」(明治)が“乳酸菌による尿酸値の上昇抑制”という独自機能を謳ったプロモーションを展開。
このほか「尿酸サポート」(ファンケル)が、動画広告の放映やポスター広告を電車内で掲出するなどして、商品認知度の向上に努めている。

◆2020年度については、前年度比6.8%増の4,170億円となる見込み。
最近はスマホのアプリで血糖値が測定できたり、ウェアラブル端末で血圧が測定できたりするなど、健康数値を管理するツールが発達してきている。
今後、健康数値の“見える化”がさらに進むことにより、生活習慣病になる前の予防段階から食品などで対策する人が増加することが予想される。こうした潜在層の取り込みを図ることで、市場拡大につながる可能性が期待できる。

◆当資料では、生活習慣病に関する7つのヘルスクレームを取り上げ、商品分析や発売経緯、規格別・企業別・分野別・主成分別売上高、今後の市場性などについてまとめている。

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TPC市場調査レポート
「2021年 生活習慣病関連商品の市場分析調査」
―ついに「尿酸値」まで食品で対策する時代に!可能性がさらに広がる市場―
詳細はこちら>> http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr220210541

資料体裁:A4判170頁
発刊日:2021年3月22日
頒価:108,900円(税抜:99,000円)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

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情報提供元: Dream News
記事名:「 TPCマーケティングリサーチ株式会社、2021年 生活習慣病関連商品の市場分析調査について調査結果を発表