米カリフォルニア州サンタクララ発--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 革新的なプログラマブル製品プラットフォームおよびテクノロジを持つエフィニックス (Efinix®) は本日、「RAP」 リコンフィギュラブル・アクセラレーション・プラットフォーム イニシアチブの提供開始について発表しました。「RAP」の取り組みにより、エフィニックスは当社の Quantum™ テクノロジをより多様なエンゲージメント・モデルで利用できるようにします。



エフィニックスのマーケティング担当バイスプレジデントのマーク・オリバーは、次のように述べています。「エフィニックスは、当社の Quantum テクノロジを SIP またはライセンス提供可能なコア形式で提供するために提携してきましたが、これまで当社の顧客との取引のほとんどは、人気の高い Trion® や Trion Titanium ラインの FPGA でした。「RAP」の取り組みでは、SIP 統合のための良品保証ベアチップ(ベアダイ)やユーザ定義のペリフェラル IP とのコア統合、およびカスタム ASIC 設計に組み込めるコアのライセンス提供と多様なアクセスを可能にします。」


「RAP」の取り組みは、パートナーとのカスタム契約で得た豊富な経験を発展させたものです。「RAP」の目的は、エリアと発熱に対する制約がとりわけ厳しいエッジコンピューティング・アプリケーションで、Quantum テクノロジのパワー、パフォーマンス、エリア(面積) の優位性を提供することです。エフィニックスと「RAP」で協業することにより、パートナーは、エフィニックスの Quantum テクノロジの核心である高速化アクセラレーションとリアルタイム・ハードウエア最適化を確保しつつ、特定アプリケーションの厳しい要件を満たしたカスタム ASIC 製品や SIP 製品を開発することができます。


サムスン電子のメモリ・アドバンスト・ソリューション開発担当マスターの ChanHo Yoon 氏は、次のように述べています。「当社は、「RAP」プログラムの早期アクセス・パートナーの1社として、Quantumテクノロジ コアのライセンスを取得し、その潜在能力を検証することができました。エフィニックスとの緊密な協業により、コアは当社の 10nm プロセスノードに移植され、当社の検証用のコントロール IP と統合することができました。」


エフィニックスの「RAP」の取り組みは、FPGA デバイスという考え方が、すべてのアプリケーションに完璧ではないという認識から生まれました。Quantum コア テクノロジをペリフェラル インターフェイスから分離して、パートナーがそれぞれのカスタム設計で使用できるように提供することで、顧客はアプリケーションに特化したペリフェラルとシステム要素を組み合わせたカスタム・ソリューションをコスト効率よく開発することができます。「RAP」の取り組みでの幅広いオプションにより、顧客はそれぞれの市場と設計能力に合わせて、最適な商品化までの期間、投資、リスク・プロファイルを選択することができます。


HCFAのエンジニアリング担当バイスプレジデントの Pengfei Yan 氏は、次のように語っています。「当社は産業用制御とオートメーションを手掛けており、コスト効率の高い設計でカスタム機能を実行できるターンキー・ソリューションを小さなフットプリントで必要としていました。これらの基準をすべて満たすソリューションは市場にはありませんでした。エフィニックスの良品保証ベアチップ(ベアダイ)を採用し、アプリケーション・プロセッサとフラッシュ・メモリを単一の SIP パッケージに組み合わせることで、小さなフットプリントと低消費電力の要件をを満たすことができました。」


Trion および Trion Titaniumファミリのすべての Quantum コアは、「RAP」で使用可能です。エフィニックスの「RAP」の取り組みの詳細情報については、https://www.efinixinc.com/rap をご覧ください。また、エフィニックスは10月28日に開催される Samsung Advanced Foundry Ecosystem(SAFE) フォーラムで、「RAP」の概要を紹介するほか、ディスカッションや質疑応答のためにバーチャルブースを用意します。


エフィニックスについて


プログラマブル製品のイノベーターであるエフィニックス (Efinix®) は、Trion® および Trion Titanium FPGA シリコン・プラットフォームによってエッジ AI コンピューティングの未来を牽引しています。Trion ファミリの中核をなすのは、従来のFPGAテクノロジを上回る PPA (パワー、パフォーマンス、エリア(面積)の優位性) をもたらす、エフィニックスの革新的な Quantum™ FPGA テクノロジです。Trion FPGA は、4K ~ 500K のロジック・エレメントを搭載し、小型のフォームファクタ、低消費電力で、量産に適した価格設定になっています。エフィニティ (Efinity®) 統合開発環境 (Integrated Development Environment) ツールは、RTL からビットストリームまで、完全な FPGA 設計が可能なパッケージソフトウエアです。Trion FPGAは、その優れた PPA (パワー、パフォーマンス、エリア) により、カスタムロジック、コンピューティング・アクセラレーション、機械学習、ディープラーニングなどのアプリケーションに対応します。


詳細情報については、https://www.efinixinc.com/jp/ をご覧ください。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 エフィニックス®がリコンフィギュラブル・アクセラレーション・プラットフォームの提供開始を発表