60カ国近くで5億平方フィート超のプロジェクトがWELLを使用

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 国際WELLビルディング協会(IWBI)は本日、WELLビルディング・スタンダードに登録して認証を受けた建物の面積が5億平方フィートの大台を超えたと発表しました。今回の大台達成直前となる今月初めには、WELL認定プロフェッショナル(AP)の数および登録者数の1万人超過を発表しており、建物・地域社会・組織の向上を通じて人々の繁栄を支援する活動が世界的に加速していることがさらに裏付けられます。



IWBIのリック・フェドリジー会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「4000件以上のプロジェクトが60カ国近くで、オフィス、学校、ホテル、住宅などのあらゆる種類のスペースで取り組まれており、この持続可能性第2波が大きな勢いを得たことは明らかです。WELLを適用した面積が5億平方フィートに到達したということは、より多くの場所でより多くの人々の健康と幸福にプラスの影響を与えるということであり、私たちが時間を過ごすスペースをいかに設計・運用するかをめぐるナラティブが本当に変わり始めるということです。」



「WELLの成功の非常に多くの部分は、WELL APとWELLファカルティーのたまものです。WELLファカルティーは、世界中の同僚やクライアントにWELLに関する教育を提供するための活発なコミュニティーで、拡大を続けています。130超の組織メンバーによる市場リーチと併せて、この共同リーダーシップは、私たちが大事に思う人々をあらゆる決定の中心に公平な形で据えるという市場変革を求めるIWBIの長い取り組みにおいて、極めて重要な役割を果たしてきました。」



2019年にWELLを追求すべく登録された新規プロジェクトの数は、2018年全体の4倍近くになりました。



IWBIのレイチェル・ガター社長は、次のように述べています。「10億の半分に達したことが1つとしてありますが、本当に注目すべきは採用のペースです。2014年の市場参入以降、WELLが2億5000万平方フィートに達するのに約4年を要しましたが、その2倍の50億平方フィートに達するのに1年しかかかりませんでした。これは強力なマーケットシグナルであると同時に、健康への投資に傾倒している世界中の献身的なコミュニティーの驚くべき隆盛を真に反映しています。」



またIWBIは、この成長と勢いを基盤に、優先度の高い市場にリーチし、より良い建物を提供することのメリットを拡大すべく、新しいパートナーシップの機会も活用ています。



ガター社長は、「私たちは、すべての人々の繁栄を支援するより良い建物という約束をいかに果たすかを根本から変える世界的な活動を促進しています。それは自分たちだけではなし得ません。そこで昨年、エンタープライズ・コミュニティー・パートナーズとのパートナーシップを発表し、WELLを2020エンタープライズ・グリーン・コミュニティー・クライテリアと統合することで、持続可能性と健康の橋渡しをすることにしました。この基準は、環境配慮型の求めやすい住宅の建設に関する全国規模の有力な建築基準です」と述べています。現在、27の州とワシントン特別区では、求めやすい住宅の住宅開発において公的助成を受ける場合、エンタープライズ・グリーン・コミュニティー認証が要件となっているか、奨励されています。10月からは、これらの要件を満たすプロジェクトもWELLで認証されます。



フェドリジーCEOは、次のように述べています。「私たちはあらゆる面で拡大し続けており、私たちのコミュニティーがこの活動のパワーを体験する場所と時間を見つけることがこれまで以上に重要になっています。だからこそ、わずか2カ月後にアリゾナ州スコッツデールに集まり、私たちが世界を変える手助けをしてくれる人々や組織を鼓舞し、活力を与え、称賛するための会合であるThe WELLカンファレンスを発足させるのです。」



The WELLカンファレンスは、米国インテリアデザイナー協会(ASID)およびエメラルド博覧会(エメラルド)と連携して、建築、設計、工学のコミュニティー、さらには不動産開発者、企業関係者、公衆衛生実務者、技術企業を結び付けます。建物とコミュニティーは健康と幸福の基本であるという考え方を中心に据えたこのイベントは、各産業と各分野の多様な代表者を共通のミッションの下で結び付けます。



フェドリジーCEOは、次のように述べています。「WELLを最初に発表してからわずか5年でこのように非常に大きな成果があったことを考えると、これからの10年間に何が起きるかが楽しみでしかたがありません。すべての新規プロジェクト、WELL AP、WELLファカルティー、IWBIのメンバーが、私たちがこの長い取り組みでさらに前進できるよう手助けしてくれます。そして、このミッションは人々の健康を改善するためのものですから、どの節目も記念する価値があります。」



国際WELLビルディング協会について



国際WELLビルディング協会(IWBI™)は、人々が目標を達成できるように建物や地域社会、組織を変革する世界的な活動を主導しています。WELL v2™は、普及しているWELLビルディング・スタンダードの最新版で、WELLコミュニティー・スタンダードのパイロット版は、健康的な地域社会の新たな世界基準を定める地域規模の評価システムです。WELLは、建物と地域社会、またその中のすべてが快適性を向上させ、より良い選択を促進し、健康とウェルネスを損なうのではなく、これを全体的に高める方法に特に焦点を当てています。IWBIは、WELL AP™資格の管理、適用可能な研究の遂行、教育資源の開発、そしてあらゆる場所で健康とウェルネスを促進する政策の提唱を通して、ウェルネスコミュニティーを動かしています。IWBIは、世界最大の企業市民イニシアチブである国連グローバル・コンパクトに参加しており、企業がWELLを使用して国連持続可能な開発目標(SDGs)を推進できるよう支援しています。WELLの詳細については、こちらをご覧ください。



International WELL Building Institute、IWBI、WELL Building Standard、WELL v2、WELL Certified、WELL AP、WELL、WELL Portfolio、The WELL Conference、WELL Community Standardなどとその関連ロゴは、米国およびその他の国々におけるInternational WELL Building Institute pbcの商標または認証マークです。



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記事名:「 WELLが人々の健康と建物の改善を支援し、世界規模の大台を達成