ノルウェー・オスロ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ネル(OSE:
NEL)は先日発表した水素ステーションの一部として、ニコラ・モーター・カンパニー(ニコラ)より550万米ドルの購入契約を受注しました。




ネルのジョン・アンドレ・ロッケ最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「ニコラのトラック試作車のための電解槽/燃料供給ソリューションに関連し、同社からの追加受注を発表できることは、当社にとって大きな誇りです。今回の受注は2社の提携強化の証しであり、また当社チームと水素ソリューションが示す能力・機能のレベルを認めるものです。当社はデモステーションの出荷を楽しみにしています。このステーション群は、規模と効率が世界最大の低コスト水素生産/燃料供給施設ネットワークの基礎となるはずです。」



ニコラとネルは2017年11月15日、ニコラの水素トラック試作車向けのいわゆるデモ用の水素燃料供給ステーション2基に関し、独占的な提携契約および購入契約を発表しました。この提携の目的、低コストの再生可能水素生産/燃料供給施設の開発であり、大規模施設を14カ所で開発する見込みです。ただ、ニコラとネルは現在、最初のステーション数を2倍の28基にすべきかどうかの検討を行っています。



ニコラのトレバー・ミルトン最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「ニコラの水素燃料電池セミトラックは2019年に走行試験を開始し、2021年に本格生産を開始します。米国で最も尊敬されているブランドの1つは、ニコラと購入契約を締結したばかりですが、同社の車両すべてをニコラのトラックに切り替えることにしました。こうした活動を支えるためには28基までステーションを増やす必要であり、これらが従来のネルへの発注に追加されます。ネルは仕事相手として以前から優れたパートナーであり、当社は米国でディーゼル車をゼロエミッショントラックに切り替えることに感激しています。ゼロエミッショントラックの未来がこれほど輝かしく見えたことはありません。」



今回の追加購入契約の額は550万米ドルであり、これによりデモステーションの総額は約900万米ドルとなります。2018年後半から2019年にかけて納入します。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ネルがニコラから追加受注を獲得