本ファンドへの投資を通じて貢献が期待できる主なSDGs項目

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社(取締役社長 グループCEO:原 典之)は、今般、傘下の保険会社4社共同で森林ファンド「Manulife Forest Climate Fund LP」に投資しましたので、お知らせします。
MS&ADインシュアランス グループでは、中期経営計画におけるサステナビリティの重点課題の一つに「地球環境との共生 ~Planetary Health~」を掲げ、気候変動への対応と自然資本の持続可能性向上を両輪に、社会との共通価値を創造するCSV取組みを進めています。
本投資は、経済的リターンの獲得と同時に、社会的・環境的な価値の創出を目指すインパクト投資であり、森林ファンドへの投資はグループとして初となります。MS&ADグループは、本投資を通じてカーボンクレジット※の評価・管理の知見を蓄積するとともに、今後もSDGsの達成と持続可能な社会づくりに貢献していきます。
※森林保護や省エネ技術、再生可能エネルギー導入といった事業活動によって生まれた温暖化ガスの排出削減量を売買できる仕組みのこと。国や国連が認めた公的なクレジットと、民間の認証機関によるクレジットがある。


1. 投資の概要
名称 :Manulife Forest Climate Fund LP
運用会社 :Manulife Investment Management Timberland and Agriculture Inc.
(以下、MIMTA)
契約締結日:2024年3月28日
参加会社 :三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、
三井住友海上あいおい生命、三井住友海上プライマリー生命


2. ファンドの概要
・「Manulife Forest Climate Fund LP」は、森林の保全・管理の改善に伴うCO2吸収量の拡大から得られるカーボンクレジットの獲得を主な目的としています。さらに、商業目的の森林の運営・管理による安定的な財務リターンを加えた運用を行うべく、米国・オセアニア地域を中心に分散した投資を行っています。

・運用会社であるMIMTAは、森林の取得からプロパティマネジメントまでを自社で行う垂直統合型の森林運用マネジャーであり、1985年の設立以降、業界最大の森林運用規模と、森林ファンドの運営・管理に携わる豊富な実績を持つ、業界トップクラスの企業として認知されています。
同社は、森林の伐採間隔の長期化や新規の植林、森林再生等を通じて、森林のCO2吸収量の拡大を図っています。加えて、保護価値が高い地域の保全と復元、水辺の緩衝地域の拡大、在来種の保護や外来種の管理など、森林の付加価値創出を重視した取組みを行っており、気候変動への対応と自然資本の持続可能性向上にも貢献しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/390725/LL_img_390725_1.png
本ファンドへの投資を通じて貢献が期待できる主なSDGs項目
情報提供元: @Press