ワインの全国輸入数量推移(東京税関調べ)


ボジョレーヌーボーワインの価格内訳例(当社比較)

ボジョレーヌーボーを売らないワインの輸入・販売大手の株式会社フィラディス(代表取締役社長:石田 大八朗、本社:神奈川県横浜市)は、11月21日はボジョレーヌーボーの解禁日を前に、ボジョレーヌーボーに関する見解を発表いたします。





【この10年でワインの輸入量は約1.5倍、しかしボジョレーヌーボーは減少】

東京税関によると、2008~2018年の10年でワインの輸入量は1.5倍近くになっています。バブル期の始まりだった1988年からすると、約4倍にもなります。

一方ここ数年はほぼ横ばい状態で、日本でもワインが定着してきたことがうかがえます。



毎年11月第3木曜日のボジョレーヌーボー解禁日に合わせ各国がボジョレーヌーボーを輸入するなか、日本では2004年の輸入量約1,250万本をピークに、ここ数年はピーク時の半数にまで減ったといわれています。





これは、ワインが日常になじみ割安なワインが手に入りやすくなったことで、ボジョレーヌーボーに対する特別感が感じられなくなってきたというのが理由としてあげられるでしょう。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/198838/LL_img_198838_1.jpg

ワインの全国輸入数量推移(東京税関調べ)





【ボジョレーヌーボーが割高な理由】

ボジョレーヌーボーは通常のワインよりも価格設定が高くなります。それは、下記の3つの理由からです。

1. 出来立てのワインを解禁日に間に合わせるために、航空便で運ばざるを得ない。

2. 解禁日直前の輸送が集中するため、航空運賃が高騰する。

3. 高額の運賃は当然ワインの代金として上乗せされる。



画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/198838/LL_img_198838_2.jpg

ボジョレーヌーボーワインの価格内訳例(当社比較)



【ボジョレーヌーボーを売らないワイン商社】

2003年に設立された株式会社フィラディスは、現在もこれからもボジョレーヌーボーを取り扱いません。

ボジョレーヌーボーはワイン業界にとって間違いなく巨大マーケットであり、これは、チョコレートメーカーが「バレンタインにバレンタインチョコレートを売らない」ようなことを指します。

しかしフィラディスは、商品の特性上、輸送費の比率が非常に高く品質の割にどうしても割高になってしまうボジョレーよりも、同じ価格でもっと高品質のワインをお勧めしたいと考えています。





【会社概要】

名称 : 株式会社フィラディス

所在地: 〒231-8331 神奈川県横浜市中区桜木町1-1-7 ヒューリックみなとみらい12F

URL : http://www.firadis.co.jp/

情報提供元: @Press