美術品入札会「廻-MEGURU-」


「廻-MEGURU-」の仕組み


酒井抱一「伊勢物語」


鈴木其一「左秋草鶉右紅楓啄木鳥図」1/2

株式会社加島美術と株式会社ビーエスフジは、2019年6月29日(土)から2019年7月7日(日)にかけて、美術品入札会「廻-MEGURU-」を共同開催します。美術品入札会「廻-MEGURU-」とは、誰でも気軽に参加できる日本美術の入札会です。日本美術を「観る」から「買う」、そして「正しく売る」時代へ。好評をいただいた今年1月の第一回開催に引き続き、第二回を開催いたします。出品作品は約500点。



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美術品入札会「廻-MEGURU-」



■美術品入札会「廻-MEGURU-」とは

日本美術をもっと気軽に、そして正しく売買してもらいたいという思いから始まった日本美術専門の入札会です。いわば、美術品を売りたい人と買いたい人のプラットフォーム。初心者から熟練者まで、誰でも参加可能です。美術品を売却したい日本全国の皆様から作品を集約し、カタログを製作。国内外約10,000人の美術品愛好家をはじめ、購入を希望される皆様に、作品をご紹介します。下見会の期間中は、ギャラリーにて出品作品が展示され、作品を実際にご覧いただけます。下見会は入場無料です。入札締切後、加島美術にて入札結果を取りまとめ、開札日にWebサイトにて落札金額を一斉公開します。



「廻-MEGURU-」の仕組み

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「初めての客は相手にされないのではないか?」「美術品なんて高そうな物をいきなり買うのは不安」「興味はあるけど日本美術って難しそう」。昨今、日本美術が国内外から多くの注目を集めているにも関わらず、多くの人が日本美術の市場から遠ざかっている理由は、このようなものが挙げられるのではないでしょうか。このようなハードルをできる限り排除し、開かれた日本美術の市場創出を目指す場が美術品入札会「廻-MEGURU-」です。長年の古美術商としての経験から、美術品に対する確かな審美眼を培ってきた加島美術だからこそできるサービスを提供します。





■なぜ美術品入札会「廻-MEGURU-」がいいのか?

<作品を買いたい人へのメリット>

1. 研ぎ澄まされた審美眼で厳選した出品作品だから安心

すべての出品作品は加島美術が厳選。加島美術は、これまでにも多くの大学や美術館などの学術関係者らと協力し、日本美術を広めてきました。またメディア出演も多数。このような古美術専門商としての長年の経験で培った審美眼で選ばれた作品のみが出品されていますので、安心して作品をお選びいただけます。



2. 価格を自分で設定。思いがけず手頃な値段でお気に入り作品を入手できるチャンス

オークションと違って、入札会はご自身で作品の入札価格を設定します。開札日まで誰がいくらで入札したのかはわかりません。そのため、ご自身に無理のない範囲で価格を設定することができます。その時々の人気にもよりますが、入札した作品が思いがけない手頃なお値段で入手できる可能性があるのも入札会の楽しみです。



3. 幅広いラインナップ。最低入札価格は3万円から

「日本美術に興味があるけど敷居が高そう…」というビギナーの方、そしてすでにコレクションをお持ちの熟練者まで幅広い皆様にご満足いただけるバラエティに富んだ作品ラインナップを取りそろえております。絵画から茶道具、工芸まで日本美術の様々なジャンルの作品からお選びください。また、価格帯も最低入札価格3万円~と意外にも手の届きやすいお値段から参加可能です。



4. いつでもどこでもどなたでも!お好きな方法で作品をチェック!オンライン入札も可能

今回の「廻-MEGURU-」から、Webサイトがリニューアル。すべての出品作品をオンラインで選んで入札することができます。電車の中や外出先でもスマートフォンでご覧いただくことが可能。ご自宅でじっくり作品をご覧になりたい方は全作品を掲載したオリジナルカタログを無料でお送りしております。下見会では、全作品を実際にご覧いただき、作品の状態を確認していただくことができます。遠方の方には高解像度の画像や、コンディションレポートをお送りするなど、ご要望に応じて作品詳細をご案内いたします。



<作品を売りたい人へのメリット>

1. 売却金額の透明性。思わぬ高値で売れる可能性も。

入札会への出品は、直接次の愛好家への売却となりますので、買取業者などの仲介が入りません。そのため、最終的な販売価格の分かる大変透明性が高い売却方法です。通常、買取業者などへ売却する場合は、その次の所有者へいくらで売れたのかがわからないことが多いため、買取価格が妥当だったのか不安が残ります。この入札会では最終的な金額は公開されますので、そういった心配がございません。また、入札者との巡り合わせによっては、思わぬ高値で落札される可能性もあります。



2. 安心の査定・価格設定

古美術の街、東京京橋で長年古美術商を営んできた加島美術がその審美眼をもって作品を査定し、出品者の方とご相談しながら出品価格を設定します。様々な要素によって市場価値が変動する難しい美術品の査定も、古美術商が主催の入札会なら安心です。また、美術品の査定相談は無料。鑑定が必要な場合は、正式な鑑定機関への依頼をお手伝いいたします。



3. 国内外10,000人を超える美術品愛好家にお手持ちの作品をご紹介

加島美術では、これまで多くの国内外の日本美術愛好家の皆様に作品をご紹介してきました。創業30年を経て、その愛好家数は10,000人を超えています。この入札会では、このコレクターの皆様にご出品いただいた作品をご紹介しますので、作品への思いとともに大切に、次の方へ引き渡すことができます。



4. 面倒な売却手続きを代行!

お手持ちの作品を売却する際には、査定から作品の発送まで様々な手続きがあります。この入札会では、査定からカタログ製作、お客様への紹介、支払い手続き、作品の引き渡しまで、加島美術が代行いたしますので、手間がかかりません。査定相談の後、出品決定となりましたら、作品をお預かりいたします。その後、出品者の方が行う手続きはありません。また、出品にあたっての査定や、作品を高値で売却するためのアドバイスなどは無料で対応いたします。



このような取り組みを重ねることで、日本美術市場が活気付き、より多くの人の手から手へ作品が「廻る」ようになると、結果として大切な美術品が正しく後世に引き継がれていくことにも繋がります。美術品入札会「廻-MEGURU-」は正しい美術品流通の活性化で、正しい日本美術の継承へと繋げていきます。どうぞご期待ください。





■美術品入札会 廻-MEGURU- 出品相談会@加島美術

日時:2019年7月26日(金)~7月27日(土)/8月29日(木)・30日(金)

出品を希望される方へ向けた無料の出品相談会を、上記の日時で開催いたします。出品にあたってのご不明点をなんでもご相談いただけます。





■「廻-MEGURU-」公式Webサイトオープン

「廻-MEGURU-」の特設サイトがオープンします。※6月中旬公開予定。

https://meguru-auction.jp

出品作品の確認から入札までを、パソコンからもスマートフォンからも、いつでもどこでもシームレスに行うことができます。





■特別番組放送決定

「市川右團次の古美術のススメ」が放送されます!

6月22日(土)13:00-13:55 BSフジにて

出演者:市川右團次、中田有紀ほか

市川右團次が古美術所有者のもとを訪れ、古美術を所有するきっかけ、薀蓄、作品価値など様々な疑問をお聞きし学んでいきます。こちらの特番に当社の代表も美術品鑑定士として出演。「陶磁器」「浮世絵」「筆跡」などまず古美術を知る上で欠かせないジャンルを紹介しながら巡ります。「敷居が高い」と思われがちな古美術の楽しさを伝える番組です!





■入札会カタログ

約500点の出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。ご送付ご希望の方は加島美術まで。出品作品はWebサイトでもご覧いただけます。

https://meguru-auction.jp ※6月中旬公開予定。





■特集ページ

<琳派-RIMPA->

昨年はフランスでも琳派展が開催されるなど、世界でも注目を浴び始めた日本が誇る美術の系譜「琳派」。そんな琳派に属する作家の作品を特集しました。

酒井抱一「伊勢物語」

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_3.jpg

鈴木其一「左秋草鶉右紅楓啄木鳥図」

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_4.jpg

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_5.jpg



<民藝-MINGEI->

1920年代、思想家柳宗悦によって創始された民藝運動。それまでの概念を覆すかのような、新たな美の世界を生み出した民藝作家の作品を特集します。

河井寛次郎「ない自分を・・・」

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_6.jpg

棟方志功「無事」

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_7.jpg

富本憲吉「金襴手紅茶碗」

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■渡邊省亭の小特集も!

美術関係者の間で流行間近と言われる、美術史から忘れられた孤高の天才絵師こと渡邊省亭の作品を集めたコーナーです。

渡邊省亭「四季十二幅」 ほか

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_9.jpg





■今回のハイライト作品

・鴨居玲「村の楽隊」

<最低入札価格>¥7,000,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_10.jpg



・井上有一「貧一字」

<最低入札価格>¥850,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_11.jpg



・円山應挙「蘆鷺図」

<最低入札価格>¥380,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_12.jpg



・渋澤栄一「春花・・・」

<最低入札価格>¥220,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_13.jpg



・北大路魯山人「伊賀風 破壷」

<最低入札価格>¥2,000,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/185314/img_185314_14.jpg





■開催概要

美術品入札会 廻-MEGURU-

Web: https://meguru-auction.jp

※6月中旬公開予定。



会場 : 加島美術

下見会 : 2019年6月29日(土)~7月7日(日)

入札締切日: 2019年7月7日(日)18時

開札日 : 2019年7月9日(火)15時

出品作品数: 約500点

主催 : 加島美術、BSフジ

情報提供元: @Press