松井 孝嘉博士


東京脳神経センター外観


平成25年国民生活基礎調査


平成27年度学校基本調査

東大医学部の脳神経外科・神経内科医10人が診療を行う東京脳神経センター(所在地:東京都港区、理事長:松井 孝嘉(たかよし))は、自律神経失調を引き起こす「頚筋症候群(首こり病)/けいきんしょうこうぐん)」の診断・治療法を世界で初めて完成させた松井 孝嘉博士を中心に、“原因不明の疲労・頭痛・めまい・肩こり・気分不良などに悩む女性”と“心身の不調で正常な日常生活が送れなくなっている子ども”のための『女性と子どもの自律神経 専門外来』を、2016年11月より本格的に開始いたします。



東京脳神経センター『女性と子どもの自律神経 専門外来』

URL     : http://tokyo-neurological-center.com/

予約専用電話: 03-5776-1200(月~土:9:00から19:00まで)

東京脳神経センターのホームページよりWEB予約も可能です。





■『女性と子どもの自律神経 専門外来』開設の背景

首こりがひどくなると自律神経異常が起こり、副交感神経の働きが低下して、頭痛・めまい・多汗・うつ・不眠・慢性疲労など、更年期障害と同様の症状が出ます。原因不明の不調に悩む女性患者の方が、実は更年期障害のホルモン異常ではなく「首こり病」による自律神経異常で不調だったというケースは少なくありません。

同様に、年々増加する無気力・不安・情緒混乱などで不登校を余儀なくされている子どもの場合も、その原因は自律神経異常による「自律神経性うつ」というケースも見られます。



そのため東京脳神経センターでは、明確な治療法もないまま、誰も気付いてくれない慢性的な疲労や苦しみ・痛みに悩む女性、そして心身の不調で正常な日常生活が送れなくなっている子どもを対象に、2016年8月に「女性のための自律神経 専門外来」、「子どものための自律神経 専門外来」をテスト的にスタートさせました。

その後、検証を経て2016年11月より、これまでおよそ10万人の「首こり病」を診察・治療してきた豊富な臨床経験を生かし、松井孝嘉博士を中心に、豊富な臨床経験を持つ医師団による『女性と子どもの自律神経 専門外来』を本格的に開始いたします。





■自律神経失調の原因「首こり病」とは

「首こり病」は、東京脳神経センターの理事長・松井 孝嘉博士が発見した「頚筋症候群(けいきんしょうこうぐん)」を指し、臨床研究を重ね、世界で初めて診断法と治療法を確立。

パソコンを長時間集中して使用している方や、携帯電話でメール・SNS・ゲームなどを長時間している方が感じる頭痛・めまい・吐き気・慢性的な疲労感。また主婦が家庭の中で日々悩む、誰も気付いてくれない慢性的な苦しみや痛みなど。このような原因不明の体調不良は「不定愁訴(ふていしゅうそ)*」といわれ、その多くは自律神経失調の症状です。

一般的にはストレスが原因とされていますが、本当の原因は「首こり」です。首の筋肉の異常は、頸椎の中心にある副交感神経の異常を招きます。副交感神経は、内臓や血管、呼吸器などをコントロールする、もっとも重要な神経のひとつで「首こり」によって体の不調をもたらします。「うつむき姿勢」になる機会が多い現代人の生活習慣病が「首こり病」です。



*不定愁訴

広辞苑  :明白な器質的疾患が見られないのに、さまざまな自覚症状を訴える状態。

医学大事典:自覚症状が一定せず、その時どきによって変化する訴え。動悸、息苦しさ、発汗、頭重、不眠など多種多様であるが、自律神経系が関与する身体的な症状が中心である。幼児期から老年期に至る全ての年齢層にみられるが、初老期(女性では更年期)がいわゆる自律神経失調症にかかりやすいため、特定の病気がなくともしばしば認められる。



<首こり病がひきおこす17の疾患>

緊張型頭痛/めまい/自律神経失調症/うつ/多汗症/慢性疲労症候群/過敏性腸症候群/ムチウチ/パニック障害/不眠症/血圧不安定/機能性胃腸症/VDT症候群/ドライアイ/機能性食道嚥下障害/ドライマウス/更年期障害



<治療が難しい首こり病>

さまざまな診療科の症状が出るため、どこの病院に行っても治療が難しい。

眼科(ドライアイ、眼精疲労)/循環器科(どうき、息切れ、血圧不安定)/消化器科(胃腸の不調)/耳鼻科(めまい、フワフワ、クラクラ)/脳神経外科・神経内科(頭痛、頭重)/精神科(気分の落ち込み、意欲低下、不安、集中力低下)



<参考データ1:不定愁訴>

https://www.atpress.ne.jp/releases/113083/img_113083_3.jpg

※第1位「肩こり」、第4位「体がだるい」そして第5位「頭痛」は、自律神経失調を引き起こす「首こり病(頚筋症候群)」の代表的な症状と言えます。なかなか改善しない場合「首こり病」を疑って専門医に診てもらうことをお勧めします。



<参考データ2:不登校>

https://www.atpress.ne.jp/releases/113083/img_113083_4.jpg

※年々、登校できない小・中学生が増加しています。





【松井 孝嘉(まつい たかよし)博士プロフィール】

東京脳神経センター理事長、松井病院理事長、東京大学医学部卒業、医学博士・脳神経外科医。



1971年、東京大学文部教官となり頭頸部外傷・デッドボールを研究。巨人軍の協力を得て長嶋・王選手らと頭部デッドボールの実験を繰り返し、野球用耳付きヘルメットを開発・実用化。デッドボールによる死者を皆無にする。その後、米国アルバートアインシュタイン医科大学にて脳腫瘍・脳血管障害を研究。ジョージタウン大学にて世界初の全身用CTスキャナの開発に携わり、日本への導入・普及に尽力。日本がCTスキャナ普及率世界一となった第一の貢献者。これにより日本人の死因第一位だった脳卒中死者が激減。同時に世界初の本格的脳画像診断アトラスを制作・著作。医学書初の国際出版文化大賞、外務大臣賞を受賞。1978年に「首こり病(頚筋症候群)」を発見し、2005年、診断法と治療法を確立。これが世界初の自律神経失調症の治療法となり、首こりに起因する不定愁訴の治療がはじめて可能となった。



<主な著書>

「「スマホ首」が自律神経を壊す」(祥伝社)、「「首こり」を治せば10歳若返る!」(KKベストセラーズ)、「慢性疲労は首で治せる!」(角川新書)、「首こりは万病のもと うつ・頭痛・慢性疲労・胃腸不良の原因は首疲労だった!」(幻冬舎新書)、「1日5分 副交感神経アップで健康になれる!「首」にすべての原因があった」(朝日新聞出版)ほか23冊。





【東京脳神経センター】

画像診断のパイオニアであり、「頚性神経筋症候群(首こり病)」の診察及び治療法を発見した松井 孝嘉博士が、恩師である東京大学名誉教授 佐野 圭司氏(初代所長、2011年1月没)を迎え、2006年5月11日、東京・虎ノ門にオープンした医療施設です。

「今までどこの病院でも治せなかった病気を治す」という使命のもと、最新鋭の画像診断装置(MRI・CT ほか)による検査・診断と、日本を代表する脳神経外科・神経内科医による診療を行っています。



所在地: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-17 神谷町プライムプレイス2F

TEL  : 03-5776-1200

FAX  : 03-5776-1201

URL  : http://tokyo-neurological-center.com/
情報提供元: @Press