新年を迎えた1日朝、山の中腹にあり瀬戸内海を一望できる千光寺(広島県尾道市)は、初日の出を拝もうと家族連れやカップルなど多くの初詣客でにぎわった。

 午前7時20分ごろ、瀬戸内海を挟んだ四国側の山から朝日が少しずつ差し込むと「出てきた」「すごい」と歓声が上がった。訪れた人々は静かに見つめたり、写真に収めたりしたあと、参拝しておみくじを引くなどしていた。

 母と初めて初日の出を見に来たという片本真衣さん(29)=同市=は「まぶしく、きれいだった。今年はワーキングホリデーで海外渡航する挑戦の年になるので、太陽に応援されているような気分になった」とほほえんだ。【根本佳奈】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 瀬戸内海の先から初日の出、千光寺に多くの初詣客 広島・尾道