年末最後の取引である大納会を迎えた29日の東京株式市場の日経平均株価は2年ぶりに前年を上回り、年末の株価としてはバブル経済期の1989年以来34年ぶりの高値となった。終値は前年末比7369円67銭高い3万3464円17銭だった。今年は新型コロナウイルス禍から経済活動が回復したほか、円安が進んで輸出企業の業績が上向くなどして株価を押し上げた。

 前日比では75円45銭安で取引を終えた。【福富智】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 東証大納会、終値は3万3464円 バブル期以来34年ぶりの高値