栃木県小山市の空き地で生後間もない乳児の遺体が見つかった事件で、県警捜査1課と小山署は13日、同市城東、派遣社員、伊藤七美子容疑者(36)を殺人容疑で再逮捕した。「赤ちゃんを殺したことは間違いありません」と容疑を認めている。

 再逮捕容疑は7月17日午前0時~午前1時55分ごろ、自宅アパート駐車場で、男児の頭部をコンクリートの地面に複数回打ち付け、殺害したとしている。同課などによると、伊藤容疑者は駐車場で男児を産み、その直後に殺害したとみられる。

 伊藤容疑者は7月23日、自宅から約200メートル離れた空き地に男児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕されていた。遺体は同19日に、通行人が見つけて110番した。遺体はへその緒が付いており、司法解剖の結果、死因は頭蓋内損傷だった。【鴨田玲奈】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 コンクリに乳児の頭打ち付け 母親を殺人容疑で再逮捕  栃木・小山