東芝は28日、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)を中心とする企業連合による株式の公開買い付け(TOB)について、開始時期が8月中になる見通しとなったと発表した。これまでは早ければ7月下旬に開始するとしていた。

 各国で進める競争法の審査手続きが8月1日以降に完了する見込みとなったためだという。JIP陣営は1株4620円でTOBを計画し、株式総数の3分の2以上の買い付けを目指している。買収総額は計約2兆円となる。

 東芝は2015年の不正会計問題の発覚以来、経営の混乱を招いた海外ファンドなど「物言う株主」の排除を目指し、JIP陣営によるTOBの受け入れを決めている。【平塚裕介】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 東芝へのTOB開始、8月にずれ込み 審査手続きの影響で