2024年10~11月に岐阜県で開催される国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭をPRしてもらおうと、県は11日、岐阜市出身の俳優・伊藤英明さんらに応援大使を委嘱した。県庁での委嘱式で伊藤さんは「俳優として岐阜の人々に光を当て、文化祭を盛り上げたい」と抱負を述べた。

 「『清流の国ぎふ』文化祭」として開催される両祭典の応援大使を委嘱されたのは、伊藤さんのほか、女優の竹下景子さんと紺野美沙子さん、下呂市出身で義足のプロダンサーとして活躍する大前光市さんの計4人。

 伊藤さんは昨年の「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列に福富平太郎貞家役で出演。竹下さんはぎふ木遊館名誉館長、紺野さんは県図書館名誉館長を務めるなど県と縁深い。

 現代美術家で東京芸術大学長でもある日比野克彦・県美術館長が総合プロデューサーとして両祭典を指揮する。日比野さんは「県内42市町村それぞれの『推し』を見つけて対外発信し、祭典を盛り上げよう」などと県民に呼びかけた。【太田圭介】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 伊藤英明さんら岐阜ゆかりの4人、応援大使に 国民文化祭PR