25日午後2時半ごろ、大阪府大東市栄和町の民家に住む70代女性から、「子どもを産み落とした。警察に家に来てほしい」と府警四條畷署に通報があった。署員が駆けつけると、民家2階で三つのポリ袋に小分けされた人骨のようなものを見つけた。

 署は26日、司法解剖の結果、人骨のようなものは3人の乳児の遺体で、妊娠40週程度と判明したと発表した。腐敗が進み、性別や死因は不明。出産後に死亡したのか死産なのか分からないという。骨折の跡はなかった。

 署によると、遺体が入ったポリ袋は押し入れの奥にしまわれ、毛布や袋でくるまれた状態だった。通報した女性は「40年くらい前に自分が産んだ」と話しているという。女性は80代の夫と50代の子ども2人の4人暮らし。【土田暁彦】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 「40年くらい前に出産」と通報の人骨、乳児の遺体と判明 腐敗進む