ロシアで収監中の反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の健康状態が懸念されるとして、医師をはじめ医療関係者約300人が10日、プーチン大統領宛ての公開書簡を出した。独立系メディアが伝えた。必要な措置を受けさせないことによる「虐待」をやめるよう訴えている。  弁護士によると、ナワリヌイ氏は「発熱やせき」がある中、繰り返し独房に入れられている。公開書簡はこれを踏まえ「意図的に健康を害されている」と表明。憲法と法律により、全ロシア国民は医療を受ける権利があると強調し、外部の医師の診察と病院での入院を認めるよう迫った。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ナワリヌイ氏の健康懸念=医師ら170人、大統領に書簡―ロシア