【パリ時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は29日のビデオ演説で、侵攻を続けるロシアの「戦争犯罪」を裁くため、「特別法廷の設置が必要だ」と改めて訴えた。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は30日、「可能な限り幅広い支援を得るため、国際社会と協力する用意がある」と支持を表明した。  ゼレンスキー氏は、現状の国際的な法的手段が「正義のために十分ではない」と指摘。「特別法廷設置に関する国連総会での決議案を支持するよう、世界の多数派を団結させなければならない」と強調した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウクライナ、特別法廷設置を再度主張=EUも支持