【イスタンブール時事】トルコ国防省は20日、同国と敵対するクルド人勢力が活動するシリアとイラクの北部で「新たな空爆作戦」を19日から20日にかけて行ったと発表した。イスタンブールで13日に起きたテロ事件の報復で、トルコへの越境テロ攻撃を防ぐのが狙いと説明している。 アカル国防相は声明で、空爆で「テロリストの基地」を標的にしたと述べ、「成功裏に行われた」と強調した。クルド人主体の「シリア民主軍(SDF)」は、シリア北部の複数の地域が空爆を受けたと述べた。 【時事通信社】 〔写真説明〕トルコのアカル国防相=7月27日、イスタンブール(EPA時事)