【カイロ時事】エジプトのシャルムエルシェイクで行われている国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で8日、首脳級会合の終了直後、中国の解振華・気候変動特使が声明を読み上げ、「中国はカーボンニュートラル(脱炭素)を達成する確固たる決意がある」と強調、気候変動対策の成果を誇示した。  中国の声明は当初予定されていなかった。国連のグテレス事務総長は7日、気候変動対策に関し、「経済大国の米国と中国には特に責任がある」と指摘。二酸化炭素(CO2)排出量が世界1位の中国としては、実績を示し、批判をかわす狙いがあったとみられる。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国、気候対策で成果誇示=批判かわす狙いか―COP27