【サンパウロ時事】カリブ海のハイチの首都ポルトープランス郊外にある貧民街シテソレイユで8日にギャング組織の間で激しい銃撃戦が発生し、当局者によると11日までに50人以上が死亡、100人以上が負傷した。ロイター通信が伝えた。  シテソレイユは、「西半球最貧国」と呼ばれるハイチで最大規模の貧民街の一つ。当局者は「銃撃戦の間、住民はかがみ込んでいたが、屋根を突き破った銃弾に倒れた。逃げようとした人々も撃たれた」と証言した。政情不安が続く同国では行政が十分に機能しておらず、各地にギャングによる「無法地帯」が形成されている。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ギャング銃撃戦、住民ら50人超死亡=ハイチ