創業300年の歴史を持つ酒蔵を見学し、地元の日本酒の魅力を知ってもらおうと、奈良県の橿原市観光協会は「飲んびり酒蔵見学ツアー」を実施した。協会の担当者は「新型コロナの影響も受けたが、リピーターも多く好評だった。もともとは去年と今年の2年間の予定だが、来年以降も実施する方向で検討したい」としている。  奈良県は清酒発祥の地とされ、県内には多くの蔵元がある。同市内にも人気の蔵元があることから、神武天皇を祭る橿原神宮の参拝と組み合わせたツアーを企画した。  参加者は酒米と食用米との違いなどについて説明を聞いた後、発酵用のタンクなどを見学。吟醸酒などを飲み比べ、お土産として購入する姿も見られた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 創業300年の酒蔵見学=奈良〔地域〕