宮内庁の西村泰彦長官は28日の定例記者会見で、上皇さまから天皇陛下への皇位継承に伴う一連の儀式や行事がすべて終了したことについて、「国民が祝福する中で一連の儀式行事を、皇室の伝統に沿って厳かに挙行することができたのではないか」と述べた。  5月1日に陛下の即位から3年を迎えるが、新型コロナウイルス禍で国民との触れ合いが制限される中、「可能な限りでの対応をしてきていただけたと思う」と振り返った。  26日に秋篠宮ご夫妻が昭和天皇の武蔵野陵などを参拝。一連の儀式や行事のうち、最後まで残っていた立皇嗣の礼の関連行事が終了した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「厳かに挙行できた」=皇位継承儀式終了で宮内庁長官