【ベルリン時事】AFP通信によると、バチェレ国連人権高等弁務官は30日の国連人権理事会で、ロシア軍のウクライナでの戦闘行為に関して、戦争犯罪に該当する可能性があると警告した。バチェレ氏は、ロシア軍の攻撃で50カ所の病院が被害に遭ったと明らかにした。  広範囲に被害を及ぼし、多数の不発弾を残すために国際的に問題視されているクラスター弾を、ロシア軍が人口密集地で少なくとも24回使用したとの「信頼に足る証言」を得ているという。一方で、ウクライナもクラスター弾を使用したとの指摘があり、調査を行うと語った。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシア軍、戦争犯罪の可能性=50病院被害、クラスター弾使用か―国連弁務官