【ワシントン時事】米国務省報道官は13日、ソン・キム北朝鮮担当特別代表が10日に中国の劉暁明・朝鮮半島問題特別代表と電話で会談したと発表した。両氏は、北朝鮮が実施した大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル発射について協議。キム氏は発射を公然と非難するよう中国側に呼び掛けた。  キム氏は、北朝鮮がミサイル能力の向上を図り、緊張を高め続けていることに懸念を表明。米中は地域の安定確保という共通の利益を有していると強調し、北朝鮮に不安定化につながる活動を中止し、朝鮮半島の非核化に向けた対話に応じるよう促すことを中国側に求めた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「中国は北朝鮮非難を」=ICBM発射受け米高官